天記 ~Ten’s Diary~

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ラグビーの反則その1 ~軽い反則・重い反則ってなに?? ノックオンやオフサイドについて~

こんにちは、天です。

ブログを読んでくださりありがとうございます。

 

この記事では、ラグビーの反則について解説します。

 

前回の記事はこちら↓

ラグビー日本代表に外国人選手が多いワケ 

 

ラグビーの反則その2についてはこちら↓

ラグビーの反則その2 ~タックルや密集での様々なペナルティ~

 

ラグビーって反則がたくさんあり、それがゲームを複雑化させているんですよね。

 

ルールがわからない方からしたら「は??え??なに??」ってなると思います。

 

でも安心してください。

 

経験者でも試合を観てて「今の反則なに??」ってなることはいっぱいあります!笑

 

反則があった場合、レフリーがなんの反則かをジェスチャーで示してくれるのですが、それでもわからないときもあります。笑

 

それでは反則についてひとつずつ見ていきましょう。

 

 

 

 

 

反則のポイント

初めにラグビーの原則についていくつか説明いたします。この原則を破ったときに反則とみなされます。

 

・ボールを前に投げてはいけない

・ボールを前に落としてはいけない

・ボールをその場に故意に止めてはいけない

 

つまり、ボールを前に投げても落としてもいけないし、常に動かし続けなければいけないということです。

 

もちろんボールを持っていない選手へのタックルや殴る蹴るといった危険なプレーも反則です。というか、一発でレッドカードもあり得ます。

 

ちなみにラグビーでは、イエローカードで10分間の退場レッドカードで試合終了まで退場となります。

 

試合を観ていると「シンビンだ!」って声が聞こえてくることがありますが、これはイエローカードのことを指します。

 

反則を繰り返したり悪質なプレーをした選手に送られる言葉と覚えておけば試合を観る楽しみが増えるかもしれませんね。笑

 

いや、本当はない方がいいんですけどね...(^^;

 

 

軽い反則

初めに軽い反則から説明します。

 

軽い反則を犯した際の再開は、スクラムもしくはフリーキックからとなりますが、フリーキックとなる反則は滅多に起きないため、軽い反則はスクラムから再開と覚えておけばOKです。

 

ノックオン

ボールを前に落とす反則です。

手や腕にボールが当たって前に落ちてもノックオンです。

 

これが一番多い反則で、試合でよく見かけることとなります。

特に雨の日は、ボールが手につかず威力倍増です。笑

 

スローフォワード

ボールを前に投げる反則です。

 

基本ライン攻撃するときはボールをフラット(平行)か後ろに投げるため、この反則をとられることはほとんどありません。

 

しかし、前があいていてパスをもらえればトライがとれるという状況だと、ついつい気持ちが前のめりになってしまいパスを出す選手よりも前に出てしまうことがあります。

 

そのため、ラストパスがつながればトライという場面で起きやすい反則でもあります。

 

もしそんなことになればスタジアム中から大きな「あぁ~~っ!!」というため息が漏れちゃいますね...苦笑

 

ちなみに、前に投げる・前に落とすというのは、自陣から相手陣に向かって、つまり攻撃方向に向かって前かどうかであり、自身の身体の向きは関係ありません。

 

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アクシデンタルオフサイド

これはボールを持っている選手が自分より前にいる味方の選手に偶然ぶつかってしまう反則です。

 

相手をかわそうとステップを踏んだらその先に味方がいてぶつかっちゃった...ていうなんとも運の悪い反則です。

 

わざとじゃないので、軽い反則となります。

 

ノット10m(キックオフのとき)

キックオフで相手陣10mラインを越えなかったときの反則です。

 

センタースクラム(キックオフの位置)からの再開となります。

 

 

重い反則

重い反則を犯した際の再開は、全てペナルティキックとなります。

 

ペナルティキックでは、反則を犯した側は10m下がらなければいけません。

 

そして、ペナルティキックを得た側は以下の4つの選択肢から次のプレーを選ぶことができます。

 

1.ペナルティゴールを狙う

2.タッチラインに蹴り出してマイボールラインアウトから再開

3.その場でマイボールスクラムから再開

4.その場でタップキック(ボールをちょん蹴りする。このとき一瞬でもボールから手を離さなくちゃいけない)して再開

 

それでは一番有名な反則を見てみましょう。

 

オフサイド

一番有名でありながら状況によって刻一刻と変わるため、理解するのに一番苦労する反則です。

 

基本的にオフサイドラインはゴールラインと平行にボールの位置にできます。

 

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例えば、ノックオンは軽い反則でスクラムとなりますが、ノックオンしたボールをボールよりも前にいた選手が拾うとノックオンオフサイドとしてペナルティキックとなります。

 

他にもオフサイドラインは変わりますのでひとつずつ見ていきましょう。

 

スクラム

スクラムの最後尾(基本的にNo.8の一番後ろの足)から5m下がった位置。

スクラムからボールが出れば解消です。

 

ラインアウト

ボールを投げ入れる位置から10m下がった位置。

ラインアウトからボールが出るかラックやモールができれば解消です。

 

・キック

ボールを蹴った選手の位置。

ボールを蹴った選手よりも前にいる選手は全員オフサイドのためプレーに参加してはいけません。

 

ボールを蹴った選手もしくはそれより後ろにいた選手が前に出ることでオフサイドラインも上がっていきます。

これをオンサイドと呼び、オンサイドになればプレーに参加できます。

 

また、蹴ったボールが相手チームの選手に当たった場合はその場でオフサイド解消となり、プレーに参加してもOKです。

 

はい。ここまでは序の口で、次からが一番複雑です。笑

既になにがなにやらなのに...(^^; もう少しお付き合いください。笑

 

・モール(流れの中で相手と組み合って押し合うプレー。ボールは選手が持っている)

参加している一番最後尾の選手の後ろの足。

たとえボールが見えても横からとりに行ってはいけません。必ずうしろから参加しなければ反則です。

 

例外でモールができたばかり(1vs2とか2vs2とか)のときはオフサイドラインが曖昧でボールに絡んでも結構OKですし、うしろからモールを割っていって(相手を剥がしていって)ボールを奪うこともOKです。

 

また、モールが回ってきた場合も味方の後方からではなく相手に直接いってOKとなります。

 

しかし、この辺りはレフリーのさじ加減で変わったりするので注意されたらやめるのが一番です。注意されなければガンガンいきましょう!笑

 

・ラック(タックルが成立し、地面にあるボールを押し合って確保するプレー)

参加している一番最後尾の選手の後ろの足。

モールと同じくたとえボールが見えても横からとりに行ってはいけません。必ずうしろから参加しなければ反則です。

 

ただし、タックルが成立(ボールを持っている選手が倒れた)した瞬間はオフサイドラインはボールになるので、ボールのうしろからならボールをとりに行ってOKです。

 

また、ボールが相手の最後尾の選手の足から外に出た場合は、ラックが解消されたので、ラックの横からボールをとりにいってもOKです(オフサイドラインが味方最後尾の足からボールに変わるため)。

 

これもレフリーのお心ひとつによるので、試合中に確認する必要がありますが。笑

 

う~ん...…ですよね(^^;

「こりゃわからんわ」と。笑

 

最低限覚えていただきたいのは、

・ボールもしくはうしろ足がオフサイドライン

・蹴った位置がオフサイドライン

の2つです。

 

たったこれだけで観る分には問題ありません。

 

なら言うなよ...って思いますよね(^^;

はい、ちょっとハイになってました!笑

 

 

オフサイドがかなり長くなってしまった(笑)ので、残りの重い反則は明日解説します。

ラグビーの反則その2 ~タックルや密集での様々なペナルティ~