ラグビーの最低限覚えておきたいルール4選 ~これさえ見ればラグビーワールドカップ2019日本大会に間に合う~
こんにちは、天です。
ブログを読んでくださりありがとうございます
本日は最低限覚えておきたいルールについて解説します。
ここまでたくさんのルールを解説してきました。ただ、正直多すぎて全部覚えきれませんよね…(^^;
そこで、本日はこれだけ覚えておけば試合観戦しても充分楽しめるというルールをピックアップしてご紹介したいと思います。
前回はキックについて解説しました↓
楕円球の本領発揮 キック ~陣地争奪戦からスピード勝負まで~
- 1.相手陣深く攻め込む! ラグビーは陣取り合戦
- 2.ボールは前に投げても落としてもいけません! スローフォワード&ノックオン
- 3.ボールの流れを止めてはいけません! ブレイクダウンでの反則
- 4.ボールをグラウディングすれば勝ち! トライ
1.相手陣深く攻め込む! ラグビーは陣取り合戦
1つ目は、ラグビーは陣取り合戦ということです。
ラグビーは自分の身体ひとつで前にボールを運ぶスポーツで、いかに相手陣でプレーするかが大きなカギを握ります。
相手陣でプレーした方が得点を得るチャンスも増えるし、自陣ゴールラインを背負ってプレーするよりも精神的に安定した状態でプレーできるため、陣地を獲得するためのプレーを優先的に選択していきます。
このことを覚えておけば、キックの蹴り合いになったり、マイボールで攻撃している途中でキックしてタッチラインの外に出す意味が、「あ、いま陣地をとりにいってるんだなぁ」と理解することができます。
戦略的にも相手陣深くでプレーすることが非常に大事になってくるんです。
2.ボールは前に投げても落としてもいけません! スローフォワード&ノックオン
2つ目は、ボールは前に投げても落としてもいけないということです。
ボールを前に投げた場合は、スローフォワード
ボールを前に落とした場合は、ノックオンの反則となります。
特にノックオンは試合中によく見る反則のひとつですので、ひと試合観るだけで、「あ、ノックオン」とさらっと出てくるほどいつの間にかに覚えてしまっているくらいです。笑
この前に投げてはいけないということからも陣地をとることがどれだけ大切かがおわかりいただけるかと思います。
3.ボールの流れを止めてはいけません! ブレイクダウンでの反則
3つ目は、ボールの流れを止めてはいけないということです。
ラグビーはボールを常に動かし続けることを良しとするスポーツで、故意だろうとそうでなかろうとボールの流れを邪魔すると反則となります。
特にブレイクダウン(密集)では、ボールの奪い合いとなるため、多くの反則が発生します。
ハンド、ノットリリースザボール、ホールディング、ノットロールアウェイ、オーバーザトップなどは、ボールを動かそうとするプレーの邪魔をしたとしてペナルティとなります。
ひとつひとつの反則を覚えるよりかは、ブレイクダウンで反則があった場合は、「ボールの流れを邪魔したんだ」と理解し、その中で「どんな反則なのかな??」と思っていただければいいと思います。
ブレイクダウンでの反則についてはこちらの記事を参照ください↓
ラグビーの反則その2 ~タックルや密集での様々なペナルティ~
4.ボールをグラウディングすれば勝ち! トライ
最後は、得点のとり方です。
相手ゴールライン(H型のゴールポストが立っているライン)を越えてボールを地面につける(グラウディング)すれば得点となり、5点入ります。
これをトライと呼びます。
そして、トライのあとにはコンバージョンキックと呼ばれるプレーで、ボールを蹴りゴールポストのHポールの間をボールが通れば追加で2点となります。
他にもペナルティゴールやドロップゴールが決まれば3点獲得することができますが、基本的にはトライをいっぱいとったチームが勝つことが多くなります。
それに観客的には、キックで得点するよりもトライがたくさん生まれる試合の方が観てて楽しいものでもあります。
以上、最低限覚えておきたいルール4選について解説しました。
ラグビーワールドカップ2019日本大会開幕まであと10日余り。ぜひ少しだけルールを覚えて楽しく観戦していただければなぁと思います。
次回は、去年日本で開催されたブレディスローカップのNZオールブラックスvsAUSワラビーズの観戦体験を書きたいと思います。